最後に切り倒す ― 2026年06月26日 18時01分
入院15日目。
ようやく夕方の領域に入って来た。なにもすることがないように見えても、お腹の調子が思うようにコントロールできていないし、血圧、血糖値の検査、食事などやること、やらされることがたくさんある。
ああ、楽しくない。
でも、ベッドのシーツや毛布を替えてくれたのはよかった。
今日はグループLINE(横浜組と九州組の総勢4人)のやりとりで忙しかった。さらにもうひとりの高校の同級生からも連絡があって、ぼくの知らない活動を知らされた。
子ども病院の送り迎えとか、ボランティアなどをやっていた。ぼくも存じているある人は、お孫さんについて、「(生まれつき、からだが弱いので)半分、生きてさえいればと思っています」と言っているという。涙が出た。
75歳になったのに、自分のことが精いっぱいで、何も見ていなかった。お恥ずかしい次第である。仲間たちはみなさん、明るくて不屈の精神の持ち主だから、いつまでも下ばかり向いていてはいられない。
さて、気分を変えようか。
横浜の同病のKa君、小倉いるHa君は元々、地域政策に明るい優秀な行政マンである。ひところ、元慶応大学の教授・島田春雄さんが唱えていた「生活総合産業」を持ち出して、彼らの意見を聴いてみたいと思っていた。あれには子育てなど生活に密着した諸政策の提言が書かれている。彼は細川護熙のブレーンもやっていた。
役に立つ、いい意見、日本の将来のヒントになるいい話はほとんどの人が知らないところで眠っているものだ。良書とはそういうことだ。
おっと、この話を進めていくと、また迷路に入ってしまう。
よく「「情報のリテラシィー」という年寄りにはわけのわからない言葉を耳にするけれど、溢れかえっている膨大な情報の中から、ちゃんとしたものを選ぶのは至難の技である。
それだけ司馬遼太郎のような「時代の目利き」がいなくなったということだ。ぼくもまったく自信はありません。
だからこそ、いまは「地べた」からモノゴトを観るようにしている。
ここのところ、こだわっているエッセイもそうで、いいテーマを見つけた。
もちろん、ターゲットは最高権力者・高市早苗。
相手にとって不足はない。彼女には痛くもかゆくもないだろうが、あの吉田兼好の例もある。高市ファンには不愉快だろうが、ひとりの国民として気になることはあれこれある。彼女の顔を想像しながら、このブログとは別に応募するなど、いっぱい書けそうだ。
パッとしないぼくを記者として育ててくれたエース記者のTaさんは、「オレのペンはカミソリじゃない。鋼鉄の鉈(なた)だ。その鉈も鋭い刃の方ではなくて、分厚い鉄の背を使って、太い木を何十回、何百回もたたいて、最期に切り倒す」と教えてくれた。
そのみなぎる闘志を初めて聴いたとき、ぶるぶると震えが来たのを思いだす。そうだ、それをやろう。
単なる自己満足かもしれないが、そうだ、それをやろう。
Ha君は今日のスウェーデン戦を肴に、昼間から小倉の街で定例の飲み会か。
いいなぁ。元気で。
■Ka君は「癌にはサツマイモがいいみたいですよ」と教えてくれた。
もう、やっています。焼き芋器も買って、使っています。美味しいです。
ようやく夕方の領域に入って来た。なにもすることがないように見えても、お腹の調子が思うようにコントロールできていないし、血圧、血糖値の検査、食事などやること、やらされることがたくさんある。
ああ、楽しくない。
でも、ベッドのシーツや毛布を替えてくれたのはよかった。
今日はグループLINE(横浜組と九州組の総勢4人)のやりとりで忙しかった。さらにもうひとりの高校の同級生からも連絡があって、ぼくの知らない活動を知らされた。
子ども病院の送り迎えとか、ボランティアなどをやっていた。ぼくも存じているある人は、お孫さんについて、「(生まれつき、からだが弱いので)半分、生きてさえいればと思っています」と言っているという。涙が出た。
75歳になったのに、自分のことが精いっぱいで、何も見ていなかった。お恥ずかしい次第である。仲間たちはみなさん、明るくて不屈の精神の持ち主だから、いつまでも下ばかり向いていてはいられない。
さて、気分を変えようか。
横浜の同病のKa君、小倉いるHa君は元々、地域政策に明るい優秀な行政マンである。ひところ、元慶応大学の教授・島田春雄さんが唱えていた「生活総合産業」を持ち出して、彼らの意見を聴いてみたいと思っていた。あれには子育てなど生活に密着した諸政策の提言が書かれている。彼は細川護熙のブレーンもやっていた。
役に立つ、いい意見、日本の将来のヒントになるいい話はほとんどの人が知らないところで眠っているものだ。良書とはそういうことだ。
おっと、この話を進めていくと、また迷路に入ってしまう。
よく「「情報のリテラシィー」という年寄りにはわけのわからない言葉を耳にするけれど、溢れかえっている膨大な情報の中から、ちゃんとしたものを選ぶのは至難の技である。
それだけ司馬遼太郎のような「時代の目利き」がいなくなったということだ。ぼくもまったく自信はありません。
だからこそ、いまは「地べた」からモノゴトを観るようにしている。
ここのところ、こだわっているエッセイもそうで、いいテーマを見つけた。
もちろん、ターゲットは最高権力者・高市早苗。
相手にとって不足はない。彼女には痛くもかゆくもないだろうが、あの吉田兼好の例もある。高市ファンには不愉快だろうが、ひとりの国民として気になることはあれこれある。彼女の顔を想像しながら、このブログとは別に応募するなど、いっぱい書けそうだ。
パッとしないぼくを記者として育ててくれたエース記者のTaさんは、「オレのペンはカミソリじゃない。鋼鉄の鉈(なた)だ。その鉈も鋭い刃の方ではなくて、分厚い鉄の背を使って、太い木を何十回、何百回もたたいて、最期に切り倒す」と教えてくれた。
そのみなぎる闘志を初めて聴いたとき、ぶるぶると震えが来たのを思いだす。そうだ、それをやろう。
単なる自己満足かもしれないが、そうだ、それをやろう。
Ha君は今日のスウェーデン戦を肴に、昼間から小倉の街で定例の飲み会か。
いいなぁ。元気で。
■Ka君は「癌にはサツマイモがいいみたいですよ」と教えてくれた。
もう、やっています。焼き芋器も買って、使っています。美味しいです。
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