石破首相、ついに観念する ― 2025年09月08日 18時42分
昨日の日曜日に石破首相が退陣表明した。一夜明けて、今日の月曜日は総裁選の前倒しをやるかどうかの結論が出ることになっていた。各種の情勢分析によれば、前倒しの賛成数が多く、そうなると石破が退陣に追い込まれるのは確実視されていたという。
どんなにあがいてみても、解散するぞと脅してみても、このままでは間違いなくアウトである。総裁ともあろう者が、党内情勢の読みの甘さがもろに出て、あわや満座の前で大恥をさらすところだった。前日に急きょ、記者会見を開いて、それだけはやらずにすんだ。
こういうのも、「ぎりぎりセーフ!」というのだろうか。
以前、このブログで、彼についてこんなことを書いた。案外、外れていなかったのかもしれない。話のついでに、ちょっと再録しておこう。
石破茂が新しい総裁に決まったとき、「紙一重の差で、ラストチャンスをつかまえたけど、当たりくじではなく、貧乏くじを引いたなぁ」とおもった。味方が少ないのに、外からも内からも袋だたきにされて、いままでのツケを払うことになった責任重大なリーダーに対して、政治家としてどうのこうのではなく、こう見えても少しは同情しているのである。(2024.10.23)
参院選で惨敗して、退陣を迫られている石破首相が尊敬する政治家は石橋湛山という。優れたジャーリストの湛山は、総理総裁の椅子を手中にしてまもなく病に伏した。そして、あっさり自ら退陣した。わずか65日の短期政権だった。置かれている事情は異なるけれど、もし湛山だったら、どうしただろうか。
石破さん、わかっているよね。(2025.7.26)
これからの政局の焦点は、ポスト石破の一点に絞られる。またもや権力闘争のはじまりだ。
個人的には、いまの段階では、絶対的な本命はいないとみる。人気なんて、どう転ぶかわからない。ぼくのように覚めた目で眺めている人はたくさんいるだろう。
ぼくの記者時代と決定的に異なるのは、総裁選に臨む候補者たちの政治経験の差である。まぁ、毎度同じことを言っても仕方がないか。
個人的な見方になるけれど、現在、下馬評にのぼっている候補者のなかで、豊富なキャリアで比較するなら、旧宏池会で官房長官の林芳正、それに旧田中派の流れをくむ茂木敏充が控えているのだが。昔日の影は薄くなっているけれど、どちらも保守本流である。
五度目の挑戦で、やっと首相の椅子をつかえた石破は数々の敵をつくってきた。そして、この期に及んでも、石破は敵対する議員と腹を割って話を聞くことをしなかった。努力していると言いながら、命がけで体当たりしなかった結果がこれだ。
このブログは病院の化学療法室のベッドの上で、点滴を受けながら書いている。ぼくよりも年上の男性がいる。常連さんのようで、看護師さんとにぎやかに話をしている。笑い声も聞こえる。とても癌の人とは思えない。
ああいう人が元気をくれるんだろうな。
どんなにあがいてみても、解散するぞと脅してみても、このままでは間違いなくアウトである。総裁ともあろう者が、党内情勢の読みの甘さがもろに出て、あわや満座の前で大恥をさらすところだった。前日に急きょ、記者会見を開いて、それだけはやらずにすんだ。
こういうのも、「ぎりぎりセーフ!」というのだろうか。
以前、このブログで、彼についてこんなことを書いた。案外、外れていなかったのかもしれない。話のついでに、ちょっと再録しておこう。
石破茂が新しい総裁に決まったとき、「紙一重の差で、ラストチャンスをつかまえたけど、当たりくじではなく、貧乏くじを引いたなぁ」とおもった。味方が少ないのに、外からも内からも袋だたきにされて、いままでのツケを払うことになった責任重大なリーダーに対して、政治家としてどうのこうのではなく、こう見えても少しは同情しているのである。(2024.10.23)
参院選で惨敗して、退陣を迫られている石破首相が尊敬する政治家は石橋湛山という。優れたジャーリストの湛山は、総理総裁の椅子を手中にしてまもなく病に伏した。そして、あっさり自ら退陣した。わずか65日の短期政権だった。置かれている事情は異なるけれど、もし湛山だったら、どうしただろうか。
石破さん、わかっているよね。(2025.7.26)
これからの政局の焦点は、ポスト石破の一点に絞られる。またもや権力闘争のはじまりだ。
個人的には、いまの段階では、絶対的な本命はいないとみる。人気なんて、どう転ぶかわからない。ぼくのように覚めた目で眺めている人はたくさんいるだろう。
ぼくの記者時代と決定的に異なるのは、総裁選に臨む候補者たちの政治経験の差である。まぁ、毎度同じことを言っても仕方がないか。
個人的な見方になるけれど、現在、下馬評にのぼっている候補者のなかで、豊富なキャリアで比較するなら、旧宏池会で官房長官の林芳正、それに旧田中派の流れをくむ茂木敏充が控えているのだが。昔日の影は薄くなっているけれど、どちらも保守本流である。
五度目の挑戦で、やっと首相の椅子をつかえた石破は数々の敵をつくってきた。そして、この期に及んでも、石破は敵対する議員と腹を割って話を聞くことをしなかった。努力していると言いながら、命がけで体当たりしなかった結果がこれだ。
このブログは病院の化学療法室のベッドの上で、点滴を受けながら書いている。ぼくよりも年上の男性がいる。常連さんのようで、看護師さんとにぎやかに話をしている。笑い声も聞こえる。とても癌の人とは思えない。
ああいう人が元気をくれるんだろうな。
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